中国が独自に開発したS4000空中浮遊式風力発電システムはこのほど、北西部にある試験基地で全プロセスの飛行検証を順調に完了しました。これは、中国の成層圏高空における風力発電技術が、技術の進化から実用化に向かっていることを示しています。

今回の試験では、S4000の打ち上げから滞空、発電テスト、安定回収までの全プロセスの審査を完了し、各項目の指標はいずれも基準をクリアし、標高の高い複雑で極端な環境下におけるシステムの信頼性を十分に検証しました。

S2000モデルの後継機種であるS4000は、全く新しい構造を採用し、総合性能を全面的に向上させ、最大上昇高度は約4000メートルに達します。国内のほとんどの地域で利用でき、主流の送電網への電力供給需要に対応することが可能で、設計上の使用寿命は20年に達するとのことです。

S4000空中浮遊式風力発電システム、全プロセスの飛行検証を完了―中国

高空風力発電は現在、中国の「第15次五カ年計画」(2026~2030年)再生可能エネルギー発展計画に組み入れられ、重点的に配置される新しいクリーンエネルギー技術となっています。今回のS4000システム試験の成功は、中国の高空風力発電の工学的応用を検証し、高い標高におけるクリーンエネルギー供給能力を効果的に向上させる中国の新エネルギー先端技術の重要な実践となっています。(提供/CGTN Japanese)

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