中国の習近平国家主席は北京の人民大会堂で8月24日午後、中国を公式訪問中のヨルダン国王のアブドッラー2世と会談しました。
両首脳は中東地域の情勢について意見交換をしました。
習主席は「中国は全面停戦を一貫して主張している。紛争は
政治と外交ルートを通じて解決すべきと考える。ヨルダンを含む地域諸国の主権と安全は尊重されるべきだ。また、パレスチナ問題は中東問題の核心であり、この問題の解決を推進するにあたっては、4つの原則を堅持しなければならない。第一に、政治解決を堅持し、(イスラエルとパレスチナの両方を国家として認める)『2国家解決』という正しい方向性を揺るぎないものにして、パレスチナとイスラエルの和平交渉の再開を促し、パレスチナの早期の独立国家建設を実現せねばならない。第二は、『パレスチナ人によるパレスチナ管理』を堅持せねばならないということだ。パレスチナはすべてのパレスチナ人の故郷であり、この原則に基づいてヨルダン川西岸地区の管理とガザ地区の戦後復興を推進すべきだ。第三は、人道主義を堅持することだ。国際社会、特に国連安全保障理事会は責任を真に果たし、民間人の安全を守り、人道支援を確保し、人道の危機を阻止せねばならない。第四は、公平さと正義を堅持することだ。国際法を礎として根本的かつ包括的な解決を目指し、実務行動という道筋により、パレスチナ問題の全面的、公正かつ恒久的な解決を早期実現せねばならない」と表明しました。
アブドッラー2世は、「ヨルダンは中東問題で中国が一貫して公正な立場を堅持し、アラブ諸国の正義の事業を支持していることを高く評価する。
中国の正義の立場は地域諸国にとって極めて重要だ。ヨルダンは中国との緊密な意思疎通を維持し、現在の情勢緩和のために積極的に努力していく考えだ」と述べました。
両国首脳は会談後、外交、貿易と経済、産業チェーンとサプライチェーン、司法などの分野での多くの協力文書の署名に立ち会いました。
双方はまた、「中華人民共和国とヨルダン・ハシミテ王国の中国・ヨルダン戦略的パートナーシップの深化に関する共同声明」を発表しました。(提供/CGTN Japanese)