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「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」どうしてこうなってしまったか? 誰が観るべきか?

2017年8月26日 11時00分 ライター情報:青柳美帆子
アニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」が8月18日から公開している。ズラーッと並んだ名前を見ると、否応なく期待を煽られる。
制作は「化物語」で知られるシャフト、プロデューサーは「君の名は。」を作り上げた川村元気、脚本は「モテキ」「バクマン。」など数々のヒット作を飛ばした大根仁(小説版)。主題歌は10~20代の心をバッチリ掴む米津玄師。
「君の名は。」の爆発的なヒットも記憶に新しい中、制作スケジュールの遅れなどやや懸念点はあったものの、まぎれもなく“今夏の青春映画”の大本命……だった。
小説版はもうちょっと素直でわかりやすいです

岩井俊二ファンは見ると頭を抱えるかも


まず初めに言っておくと、この映画(以下、映画版)をできれば見ないほうがいい人たちがいる。その筆頭になるのが岩井俊二ファンだ。
本作は1993年に放送されたドラマを原作にしている(以後、このドラマを岩井版と書きます)。「If もしも」というシリーズで、「もしも、こっちを選んでいたら」をテーマに、AエンディングとBエンディングを描く。岩井俊二が担当した16話が「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」だ。
ちょっと不思議なタイトルだが、シリーズの他のタイトルを見るとわかりやすい。「結婚するなら金持ちの女かなじみの女か」(1話)「彼女がすわるのは左のイスか右のイスか」(2話)など、「○○、~か? ~か?」という形式で、AとBの分岐を表現している。
岩井版もそのテンプレートにのっとっている。千葉の田舎町で暮らし「花火って横から見たら丸いのか? 平べったいのか?」なんて他愛もない疑問を抱く小学生男子たちと、謎めいた超絶美少女なずなのある夏の1日。少年たちは花火を「下から見る」Aエンディングと、「横から見ようとする」Bエンディングを迎える。
とにかくエモい。映画フィルム風の加工を映像に施しているため、ノスタルジーがガンガンにかきたてられる。そしてなずなを演じる奥菜恵の魔性っぷりに打ちのめされる。なずなは小学生男子を振り回すだけ振り回し、彼女にしかわからない苛立ちや納得を経て、少年たちの前から去っていく。どんな「もしも」があったって女の子が考えていることなんて小学生男子にはわかりっこないのだ(このオタクっぽい語りはできれば早口で読んでください)。

これらのコンセプト・エモさ・わからなさは、映画版からはほとんどなくなっている。キャラクターの設定は小学6年生から中学1年生に成長。

ライター情報

青柳美帆子

フリーライター。1990年(平成2年)生まれ。オタクカルチャー・イベントレポ・明るいエロス・少女革命ウテナなどを中心に執筆しています。

URL:青柳美帆子のまとめ

コメント 12

  • 匿名さん 通報

    なんか文章がダラダラしてて途中から読む気がしなくなった。あとエモイってなんだよ?

    35
  • 匿名さん 通報

    近年稀にみる駄作。途中で寝ました。

    25
  • 匿名さん 通報

    知り合い1人がつまんないと言ってたからつまんないって何だよ! こんな記事で金がもらえるなんてチョロいですね。ふざけんな。

    21
  • 匿名さん 通報

    初めて映画見に行って帰りたいと感じました。開始5分でキツかったです。

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  • 匿名さん 通報

    「「君の名は」を超える!」というTV・映画関係者のコメントで見たく無くなった。同じ作品を何度も見るアニオタは前評判が良すぎると見ない。

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