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聖飢魔IIは「サブカル」なのか。デーモン閣下をブルボン小林が直撃

2016年6月20日 10時00分 ライター情報:ブルボン小林
これまで、デーモン閣下のさまざまなインタビュー記事を僕はたくさん(三十年近くかけて)読んできているのだが、やはり頭がよい方だからか、どうにも「あらかじめ用意していたような言葉がスラスラ」と出てしまっていることが多い。
一方で閣下自身がインタビュアーになることもある。好角家として、閣下が力士にインタビューをする際には、その力士の通り一遍ではない、その日だけの、あるいは「素の」言葉を引き出そうと腐心しているように思える。僕のインタビューも、閣下に対してそのようなものにしたい。そう思って挑んだのだが、さてさてどうなるか。
映画『貞子vs伽椰子』のイベント(レポ)終了を待ち受けてのインタビューである。
「貞子vs伽椰子」
全国ロードショー中
(C)2016「貞子vs伽椰子」製作委員会

第1回 第2回

聖飢魔IIの影響を受けた世代が作り手に


──イベントお疲れさまでした。前半のインタビューではインタビューと言いつつ、僕の思いの丈をただ喋る部分が多くて。このままだと閣下が「そうだね」って言ってるだけの記事が載ってしまうので、もうちょっと質問しなきゃいけないなと思いまして。

閣下 (笑)

──貞子の登場する最初の映画『リング』は98年に大ヒット。その時点で怖いイメージのホラー映画だったのに、聖飢魔IIにオファーは来なかった。聖飢魔IIが解散して久しい魔暦18(2016)年になったら「ここは聖飢魔IIだ」と。で、やってみたらすごく自然なというか、楽しい企画になっているし、楽曲もいいものになってる。(主題歌『呪いのシャ・ナ・ナ・ナ』
「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ / GOBLIN’S SCALE」

閣下 (笑)
「貞子vs伽椰子」
全国ロードショー中
(C)2016「貞子vs伽椰子」製作委員会

──でも、魔暦前1(’98)年に聖飢魔IIに頼まれたらできなかったわけじゃないと僕は思うんですよ。それが何故あのときには来ないで、今ここにきて聖飢魔IIというバンドにオファーが来るようになったというのはどうお考えですか?

閣下 まあ……(考えた上で)「時代が我々に追いついた」って言い方もできるし。あと制作している人々が世代交代してるから、我々を聞いて……

──聖飢魔IIの影響を受けた世代が作り手になってきた。

閣下 そうそうそう。そういうことが大きいんじゃないかな。

──『テラフォーマーズ』(主題歌)の作者の方も、相当な聖飢魔IIの信者(ファン的なもの)ですよね。僕も好きですが、でもたとえ若い側がそうでも、聖飢魔IIの側が、もうこんな音楽や~めた、みたいになってたら頼もうと思っても頼めないわけじゃないですか。だから期間限定であれ、数年に一度姿を表して活動してたっていうことも……。

ライター情報

ブルボン小林

コラムニスト。72年生まれ。著書に『マンガホニャララ』『増補版ぐっとくる題名』など。エキレビ!では音楽話が多め。

URL:ブルボン小林公式サイト

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