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名探偵コナンさん、現場にいすぎですよ!

       
その明晰な頭脳で、数々の難事件を解決する蝶ネクタイのメガネボウズ、『名探偵コナン』こと、江戸川コナン。
コミックスは現在53巻まで刊行されている人気長寿ストーリーだが、あえて野暮なことを言う。
「アンタ、殺人現場にいすぎですよ!」

そうそう遺体にお目にかかる機会はない。殺人事件の被害者ならなおさらだ。まあコナンに限った話ではないが、いつもいつも、行く先々が殺人現場。一体コナンくん、これまでどのくらいの殺人現場に居合わせたのか。コミックス53巻までの553話ぶん、一気読みした。

はじめての殺人現場はいきなり第1話。ジェットコースターの乗客の首が、乗車中に切られるという事件からだ。この時点ではまだ縮んじゃう前の高校生、「工藤新一」として登場。このあとすぐ縮む。
その後、3巻5話でガールフレンド毛利蘭の父・小五郎を、腕時計から飛ばす注射針で眠らせ、コナンが蝶ネクタイ型変声機を使い小五郎の声色で代わりに解説。眠った状態で解決する形をとることから名付けられた、いわゆる「眠りの小五郎」パターンが登場、現在に至っている。

旅先で事件、別荘で事件、パーティでも事件。通りがかりにだって事件。それにしても、よく巻き込まれるな、コナンさんたち。
多くはコナン、蘭、小五郎の組み合わせで事件に遭遇しているのだが、劇中でも、「行く先々で不幸な事件を巻き起こすっていう あの呪われた……」(22巻4話)とか、「ひょっとして君達、何か呪われるような事、しちゃったんじゃないの?」(52巻9話)とか、突っ込まれてたりする。「あなたもよく巻き込まれる」と言われたジョディ先生に、「彼女達にはまだまだかないませんねー!」(33巻10話)とも言われているし。

そんなこんなで通算553話、通算遺体遭遇回数、122。「過去にここで死んでた」、「テレビで報道」などの場合はのぞいた。約4.5話に1回。週刊連載なので、月イチペースか。死にすぎだ。

コナンの同級生、「少年探偵団」の面々も事件に遭遇することも多く、彼らも17回遭遇。勝手ながら、心配だ。ナニワの少年探偵・服部平次も、「死体なんて子供に見せるもんやないで!!」(10巻2話)と言ってるしな。

もうひとつ心配なのが、毎度毎度、麻酔針で眠らされている小五郎のことだ。「パシュ」と打たれて「ふにゃ」とか「ほひっ」とか言って眠りに落ちた回数、36回(殴られて気絶などはのぞく)。
これだけ即効性のある麻酔だと、さぞや強力なのではないか。それが36回。心配だ。
ほかにも蘭の友人、園子も小五郎がいないときに、よく眠らされていて、6回。心配だ。

ちなみに蘭には1回も麻酔打ってません、この少年探偵。
(太田サトル)

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2006年4月7日のコネタ記事

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