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進化していく縁日の屋台たち

お祭りといえば、縁日。祭るべき対象が霞むほどに、最近の縁日は量も種類も豊富であるが、ここ数年気になる屋台がある。それは海外の料理系屋台だ。

特に巨大な肉塊が目を引く「ドネルケバブ」は、最近人気の海外屋台のひとつ。
これは中東地域の料理で、肉の固まりをクルクル回転させながら焼き、削いだ肉をパンに挟んで食べるというもの。あまりにもアウトドアな雰囲気に、ここが縁日であることを忘れそうになるが、歩きながらでも食べやすいお祭り向けの一品である。
他にも中国の点心やチヂミ、各国の宮廷料理まで海外モノの大攻勢が続く。

お祭り協会の方に伺ってみたところ、屋台を出すのは申請システム。危険な屋台でなければオッケーというアバウトさだった。
かつては屋台といえば大半がたこ焼きや金魚すくい、わたあめなどだったが、場所によって売り上げも変わってしまうため、内容の分散化が起きているらしい。
なので、海外系だけでなく芋煮などの「郷土料理系」、それにコック帽をかぶったシェフが腕を振るう「レストラン風屋台」などインパクトを狙う屋台が続々出現する結果となった。これは関西・関東関係なく、全国的な現象なのだとか。

ところでどのような屋台が人気なのかをチェックしてみたところ、なんのかんので、やはりたこ焼き、たい焼きなどスタンダード系の人気が高い。
関東では水飴を絡める「アンズ飴」がスタンダードだが、関西ではあまり見かけず、逆に固い飴を果物にしっかり絡めた「リンゴ飴・イチゴ飴」が人気である。
しかし屋台のオッチャンによると、その年によって人気の屋台というのは変わるらしく、「この夏はわたあめが来そう」とコッソリ教えてくれた。「売り上げを伸ばすため、日々努力しています」ということで、屋台の人も大変だ。

ちなみにお祭りに訪れてまず最初に驚いたのは「縁日の会計の明朗化現象」。
一昔前までは縁日といえば値段が書かれておらず、買うときに恐る恐る聞いていたものだ。しかし、最近はどこもかしこも値段の提示が行われ非常に買いやすい。

ついつい「懐かしの」と代名詞を付けたくなる縁日・屋台だが、中身は毎日進化している。
どうせ屋台っていつも一緒だし……と縁日を避けていた人も、たまには足を伸ばしてみては?
(のなかなおみ)

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