大ヒット映画『ジョーカー』の続編で、現在撮影中の『Joker: Folie a Deux(原題)』。前作に登場したアイコニックな階段で、スタッフが転倒するアクシデントが発生。
【写真】踊りながら『ジョーカー』のアイコニックな階段を下りるガガ 撮影風景(全8枚)
MailOnlineによると、現地時間3月2日、ニューヨーク・ブロンクスにある132段の大きな階段で『Joker: Folie a Deux』を撮影中、ジョーカー役のホアキンやハーレイ・クイン役のガガ、そしてトッド・フィリップス監督が休憩しているすぐ隣で、スタッフが手すりを乗り越え転倒。近くにいたホアキンが手を差し延べて、落下を防いだそうだ。
またガガは、ホアキンが男性の落下を防いだのち、彼のそばに寄ってケガがないか確認していたという。彼女は今年のアカデミー賞でも、転倒したカメラマンの元に駆け付け、心配する様子が目撃されていた。
『ジョーカー』は、DCコミックス「バットマン」シリーズに登場するヴィランのジョーカーを基に、フィリップス監督がメガホンをとって映画化した作品。ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツらが出演し、DCエクステンデッド・ユニバースに属さない単独映画として、ダークな世界観で映像化。批評家から高評価をうけ、ホアキンがアカデミー賞主演男優賞を獲得した。
今回撮影が行われていた階段は、前作でホアキン演じるアーサー・フレックが、ジョーカーのメイクと服装で長い階段を踊りながら降りてくるシーンでも使用されたアイコニックな場所。この日は、ダイヤ柄のニットとミニスカートに、黒のコートとストッキングを身に着け、目元にピエロのようなメイクを施したガガが、ダンスをしながら階段を降りる風景もキャッチされた。
『Joker: Folie a Deux』は、前作に続きフィリップス監督がメガホンをとり、共同脚本も担当する。タイトルの「Folie a Deux」が、フランス語で妄想性障害の一つである感応精神病を意味することから、ハーレイ・クインとの関係をテーマに描かれるのではないかとみられる。
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