映画監督スパイク・リーはかつてこんなコメントを残していた。
「若者はアリの功績を知るべきだ。どの時代であれ、本当の英雄はごくわずかだから」

モハメド・アリが亡くなって1週間。現地時間10日には生まれ故郷のケンタッキー州で10万人以上のファンが駆けつける葬儀と追悼式が行われた。

そして日本では、12日(日)の夜8時58分から「モハメド・アリ緊急追悼番組 蘇る伝説の死闘『猪木vs.アリ』」(テレビ朝日系)が放送される。単なるリバイバル上映ではなく、“当事者”であるアントニオ猪木がこの“世紀の一戦”の解説をするというから、注目度は高い。
猪木戦より凄い。モハメド・アリを知るならこの3本
2014年にようやくDVD化もされた『猪木vs.アリ』

ただこの試合、“世紀の一戦”であるのはあくまでも日本においてのみ。
日本における「アリ伝説」として外せないのは間違いないが、試合内容以上に、試合が実現するに至ったプロセスにこそドラマがあったはず。「稀代のボクサー、モハメド・アリ」の魅力を感じることは難しいはずだ。

今回の訃報を受け、アリとはどんな人物だったのか、どんな点が“偉大”であり、なぜ世界はその訃報に衝撃を受けているのか、興味を持った人も多いだろう。そんな人にオススメしたいのは『猪木vs.アリ』ではない。

幸いなことに、モハメド・アリに関する文献・映像資料は非常に多い。その中で、レンタルショップでも比較的入手可能な映像ソフトから3つ、モハメド・アリを知る手がかりになる作品を紹介したい。


『モハメド・アリ かけがえのない日々』


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