2016年の日本有線大賞「有線話題賞」や日本レコード大賞「特別話題賞」を受賞し、「ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされるほどブームとなっているピコ太郎の「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」。忘年会シーズンが近づいてきた今、「『忘年会でピコ太郎な』とのご命令を上司から承ったが、全力で拒否したい」「年末までに新人にPPAPを踊らせるのを禁止する条例を希望します」と、世のサラリーマンらはネットで悲鳴を上げている。


PPAPで恐怖の忘年会スタート


その年の労をねぎらう忘年会は、会社やサークルによっては出し物が用意されていることも少なくない。その年に流行した一発芸やモノマネを披露するのも定番になっており、忘年会のネタとして「PPAP」を採用するところもあるようだ。

しかし、無理やりピコ太郎役に任命されたという人からは、「ホントにやりたくない…忘年会当日風邪ひきたい…」「PPAP歌ったあとの静けさを想像するだけで背筋が凍る」と嘆く書き込みが続出。「PERFECT HUMAN」やドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の「恋ダンス」など、ノリが良くて数人でできる忘年会ネタに比べて、シュールかつソロでの披露になりがちな「PPAP」は精神的ダメージが大きいようだ。

ギャップや巻き込みで余興を成功させる


ネット上ではピコ太郎役任命に対する不満の声が多く上がっているが、「一回やりきった後に上司を無理やり誘う! そのあとだんだん人数増やして最後は全員でPPAPや!」「音が鳴っても踊る直前までは不機嫌な顔をすること。踊り始めた瞬間に満面の笑みになれば最初の笑いが取れる」など、余興を成功させるコツを伝授する人も登場。

ほかにも、ピコ太郎の衣装を着てあえて「恋ダンス」を踊る、「PERFECT HUMAN」をやると見せかけて全員で「PPAP」を歌うなど、コラボネタを推奨する意見も。ピコ太郎公認のパーティー用コスチュームも発売されているので、「PPAP」の衣装に迷っている人は売り切れる前に早めに買っておくべきかもしれない。
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