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東京オリンピックは朝ドラでどう描かれてきたのか「オリンピックのどこがすばらしいと思うんや?」

東京オリンピックは朝ドラでどう描かれてきたのか「オリンピックのどこがすばらしいと思うんや?」
2010年放送の朝ドラ「ゲゲゲの女房」では、それまで貧乏のどん底にあった水木しげる夫妻に、東京オリンピックを境に明るい兆しが訪れる
NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」(岡田惠和脚本)は、1964年の東京オリンピック開催直前の茨城の片田舎を舞台に始まった。先週放送分では、ヒロイン谷田部みね子(有村架純)が高校の同級生たちと、オリンピックの聖火が茨城県内を通るのとあわせて、自分たちの村でも独自に聖火リレーを実現させた。木俣冬さんの記事にあったように、これは実話をもとにしたエピソードだとか。

それにしても、「ひよっこ」の劇中、肝心のオリンピックはテレビのモノクロの画面の向こう側で、あっけなく終わってしまった。それがかえって「田舎」と「東京」の遠さを表していたようにも思う。

これまでの朝ドラでも、東京オリンピックはたびたびとりあげられてきた。戦後日本におけるビッグイベントだけに、女の一代記の多い朝ドラに登場するのは当然といえる。ただ、それは50年以上にわたる朝ドラの歴史のなかでも、じつはごく最近の傾向かもしれない。朝ドラで東京オリンピックが重要な題材に扱われ、その前後の時代が舞台となったのはおそらく、早くとも1989~90年放送の「和っこの金メダル」(重森孝子脚本)がその先駆けではないだろうか(ただし、細かく調べたわけではないので、もしそれ以前に東京オリンピックをとりあげた作品があるなら、ご存知の方にぜひご指摘いただきたい)。

この記事では、「和っこの金メダル」以降、歴代の朝ドラにおいて東京オリンピックがどんなふうにとりあげられてきたかを振り返ってみたい。

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