「えー、このたび私、黒木さやかは3ヶ月後の6月20日。30歳の誕生日に結婚することになり、本日を持ちましてこの文燈社を退社する運びになりました」
花束を抱えた黒木さやか(波瑠)が寿退社のスピーチをするシーンからドラマが始まる。30歳の誕生日に迎える幸せの絶頂。しかもジューンブライド!
しかしその日の夜。彼・和也(風間俊介)のベッドから浮気の証拠品が出てくる。
「ね…和也。これ私のパンツじゃないんだけど」
サバイバル・ウェディング」(日本テレビ系土曜よる10時〜)がスタート。

ざっくり1話あらすじ


波瑠「サバイバル・ウェディング」ふざけんじゃねえスタート「ね…これ私のパンツじゃないんだけど」
イラストと文・まつもとりえこ

3か月後に結婚するはずの彼・和也が、浮気していた上にしょーもない嘘を吐き続けている。
素直に謝って、反省してくれと願うさやか。結婚するのなら浮気ぐらい大目に見なきゃいけないのかなとも思っている。
しかし彼が放った言葉は「…結婚できない。ほんとにごめん」。
はぁ~?!ふっざけんじゃねぇよ!!

3か月前といえば結婚準備が本格始動する時期。招待状発送、披露宴内容、ギフトの決定、などなど。
このふたりも「来週式場で打ち合わせ」予定だった。それが突然の婚約破棄だなんて。
無慈悲にさやかの元に届くオーダーメイドドレスなどの請求書。
波瑠「サバイバル・ウェディング」ふざけんじゃねえスタート「ね…これ私のパンツじゃないんだけど」
イラストと文・まつもとりえこ

翌日さやかは元職場の上司(週刊誌の編集長)に復職をお願いする。
すでに後任が決定していたため上司は別部署の人気雑誌「riz」編集を紹介してくれた。

「riz」の編集長・宇佐美(伊勢谷友介)は仕事はできるがかなりの曲者。
「俺が復職できるように手配してやってもいいが一つだけ条件がある。半年以内に結婚すること。結婚できなきゃクビ
全国誌で体当たり婚活コラムをやれと言う。鬼か、あんた。

「まだ彼のことが忘れられないんです」と渋るさやかだったが、「じゃそいつと復縁したらいい」と言いくるめられ、サバイバルウエディングのスタート。
いやまて、復縁はだめだろ、あんなクズ…。編集長の作戦がうまくすすんでいけばいくほど、ヤキモキしてしまう。
編集長に「安売りするなよ」と言われてたのに、結局寝ちゃうし。もーバカ。だめんず。

さやかの気付いていないところで新たな恋が始まる兆しもあった。着ぐるみに入っていたイケメン君(吉沢亮)。こちら2週目から注目だ。

(↓動きがとにかく可愛かったのでスーツアクターが代役しているんだろうと思いきや、公式ツイッターを見ると本人が入っていた!)



今週の宇佐美編集長名言


「それはな、顧客のニーズを満たしてるんじゃなくて、顧客の言いなりになってるんだ。」

「彼に尽くしてきたのに…」と愚痴るさやかに対してのセリフだ。
マーケティング、ファッションブランド(エルメスなど)のエピソードを交え恋愛アドバイスを偉そうに語る宇佐美編集長。これが妙に説得力があるし面白い。
原作者の大橋弘祐は大手通信会社の広報、マーケティング職を経て、作家、編集者になったという経歴だそう。もしかして宇佐美編集長に似ているのかしらん?

(イラストと文・まつもとりえこ)

【配信サイト】
Hulu
日テレオンデマンド
TVer

サバイバル・ウェディング」(日本テレビ系列)
出演:波瑠 吉沢亮 高橋メアリージュン ブルゾンちえみ 前野朋哉 小越勇輝 奈緒 石田ニコル ついひじ杏奈 山根和馬 風間俊介 須藤理彩 野間口徹 生瀬勝久 財前直見 荒川良々 伊勢谷友介
原作:『SURVIVAL WEDDING(サバイバル・ウェディング)』(文響社)大橋弘祐
脚本:衛藤凛
音楽:木村秀彬『ドラマ「サバイバル・ウェディング」オリジナル・サウンドトラック』
主題歌:C&K「ドラマ」
チーフプロデューサー:池田健司
プロデューサー:鈴間広枝 大倉寛子
演出:佐藤東弥 小室直子 水野格
制作協力:AXON
制作・著作:日本テレビ