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「リーガルV」パワハラだらけの秋ドラマ、被害者のほうが悪人説、六角姓の役者は卑屈な役が抜群に上手い説

その後、出演した『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』では見た目は穏やかながら冷酷非情な連続殺人事件を引き起こすマッドな心理学者を怪演。『ミス・シャーロック』はウェブでの配信ドラマだったのでそれほど多くの人は見ていないかもしれないが、「この人なら絶対悪人ではない」という安心感を視聴者に与えないのが現在の斉藤由貴という俳優である。

『リーガルV』でも、翔子が仕掛けたレストランの失礼すぎる対応にも穏やかに振る舞うなど、まったくパワハラを起こすような人間ではないように見せていたが、実は美鈴が長年一緒に働いていた城野(平山浩行)の婚約者で、社内では立場の弱い女性社員の中山茜(原田佳奈)に対して執拗なパワハラを行い、退職にまで追い込んでいたことが判明する。一筋縄ではいかないヤバさをはらんでいる斉藤由貴ならではの役どころだった。

今週の「おっさん目線」


第1話で痴漢冤罪をテーマしたり、痴漢の再現シーンを執拗に見せたりしていた本作のことを「おっさん目線」と書いたが、第2話にもそういう部分はあちこちにあった。

相手側証人の松尾に事実を白状させるために翔子が仕掛けるのは、水商売(?)の女性を使ったハニートラップだった。一緒にホテルに行くところを写真に撮って松尾を脅すのだが、描かれてないけど翔子は女性に松尾とセックスするよう依頼したのだろうか? 対価を払っていればOK? 

ハニートラップとは女性が色仕掛けで男性に迫る諜報活動のことを指すが、近年では男性(主におっさん)が被害者意識を募らせるときに出てくる単語になっている。最近では財務省の次官のセクハラ問題がハニートラップではないかという(主に男性側からの)指摘があった。ドラマ『コンフィデンスマンJP』では、長澤まさみ演じるダー子のハニートラップが致命的に下手くそという設定を使って周到に避けられていた。

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  • 匿名さん 通報

    >「女性が意味不明にひどい目に遭い続けるドラマ」 とてもよく分かる おっさん向けドラマでも、もう少しどうにかならなかっただろうか

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