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「残された者〜北の極地〜」マッツ・ミケルセン、北極の大自然と単身ガチンコ対決

「北欧の至宝」と名高い俳優マッツ・ミケルセン。現在もっともかっこいいおじさんであるマッツが、北極圏を相手にまわして髭面で決死のサバイバルに挑む。『残された者 〜北の極地〜』は、マッツのパワーを改めて思い知らされる一本だ。
「残された者〜北の極地〜」マッツ・ミケルセン、北極の大自然と単身ガチンコ対決

北極圏の生存者2人、生きるため決死のサバイバルに挑む!


この映画の冒頭は、一面の雪景色の中で地面を掘る男の姿から始まる。赤い防寒着を着て、伸び放題にヒゲを生やした男。がりがりと地面を掘り返し、その場から立ち去る。男が掘り返した地面を上から捉えた画面に切り替わると、そこには大きな文字で「SOS」と書かれている。

それが終わると、男は雪の中に墜落した飛行機の残骸へと歩いていく。主翼はズタボロになっているものの、胴体は形を保っている。男はその胴体をシェルターにしているのだ。一面の氷に穴を開けて下に住む魚を釣り、火種になるものがないから生のまま食べる。手回し式の発電機を無線につないだもので救難信号を発信し、腕時計のアラームを合図に仕事を切り替える。その合間に遠くにいる白熊を目にすることもある。

『残された者』は恐ろしく説明の少ない映画である。とはいえ、この冒頭10分ちょっとくらいの映像で、男がこの飛行機に乗っていたこと、トラブルで北極圏に墜落し、一人だけ生存していること、それなりに長期間こういった状態に置かれていることを観客に察するよう仕向ける。その間、男はほぼ無言である。

そんな単調だが命がけの毎日に、急に変化が訪れる。男の無線に反応したのか、救難ヘリが飛んできたのだ。発煙筒に火をつけ、必死にヘリに向かって呼びかける男。しかし、もう少しで着陸するというところで突風が吹き、男の目の前でヘリは墜落してしまう。

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