SNS上では神回との声も上がる、キュン全開の第7話だった。

キス、3度!
放送開始3分50秒で天堂の顎クイ壁ドンキス!「釣り合わないことなんて100万年前からわかってる」もよかったけれど、「俺の知らないところで泣くな」にぐっときた。いきなりこんなに盛り上げて、後半何もないわけがない。
天堂は、遊園地デートの待ち合わせから浮いちゃってるかっこよさ。一方、高い所が苦手と言う可愛い一面も見せてくれる。「俺はとらないからな」と言っておいて、佐倉の鼻についたソフトクリームをとってくれる。佐倉がわざと口周りにつけたソフトクリームはペロッ! 佐倉は天堂の扱い方が上手くなってきた。もっと仕掛けてほしい。
さらに体調不良の天堂を看病するシーン。天堂の元カノ・若林みのり(蓮佛美沙子)のことを話せたのはふたりにとって大きい。話している間、棚に置いてあるお揃いのカップがぼんやりと後ろに映っていた。消えない天堂の恐怖や痛み、みのりの存在が気にかかる佐倉の気持ち、どちらも表しているようだった。あれは天堂とみのりのものなのか明言されていないが、まだ置いてあることも佐倉は気になっているはずだ。とはいえ、患者・上条周志(清原翔)に嫉妬する天堂の気持ちを知り、佐倉の気持ちは晴れる。
清原翔は良い人しかいないドラマの悪役なのか
天堂の姉・流子(香里奈)と副委員長・小石川六郎(山本耕史)は、さりげなく助言をくれる。来生晃一(毎熊克哉)は、「天堂には幸せになってほしい。だから、今まで通り最強の相談役ってことで」とふられてもなお良い人。それぞれ癖はあるが、良い人しか出てこない。
今話で登場したイケメン御曹司の上条は、一見嫌なやつだったが、病気と共に「俺には何も無い」という不安を抱えていた。佐倉は看護師として支えると告げる。そのまま改心してくれるかと思いきや、最後の最後で悪い顔。やはり悪役なのか。
そろそろ佐藤健の天堂を見慣れろと自分に言い聞かせてみたものの、予告の「何時間でも見てられるだろ?」に頷くしかなかった。
役として、どんどん綺麗になっていく上白石萌音にも注目だ。
(イラストと文/たけだあや)
『恋はつづくよどこまでも』
毎週火曜よる10時〜
出演:上白石萌音、佐藤健、毎熊克哉、昴生(ミキ)、渡邊圭祐、瀧内公美、吉川愛、堀田真由、瑛蓮、原扶貴子、安藤聖、堀本雪詠、見上愛、香里奈、平岩紙、片瀬那奈、蓮佛美沙子、山本耕史ほか
原作:円城寺マキ『恋はつづくよどこまでも』(小学館プチコミックフラワーコミックα刊)
脚本:金子ありさ
音楽:河野伸
主題歌:Official髭男dism「I LOVE...」(ポニーキャニオン)
演出:田中健太、福田亮介、金子文紀
チーフプロデューサー:磯山晶
編成・プロデューサー:宮崎真佐子
プロデューサー:松本明子
制作:TBSスパークル、TBS
TBS番組HPhttps://www.tbs.co.jp/koitsudu_tbs/
ツイッターhttps://twitter.com/koi_tsudu/
Instagram https://www.instagram.com/koi_tsudu/