ドSドクター“魔王”こと天堂浬(佐藤健)と“勇者”佐倉七瀬(上白石萌音)の胸キュンドラマ、『恋はつづくよどこまでも』(TBS)第9話。
公式ホームページの相関図は、放送開始当初は佐倉から天堂へのハートだったが、ついに両矢印のハートになった。

「恋はつづくよどこまでも」9話。魔王涙の告白「好きだ。お前が、好きだ」佐倉の手を何度も握り直す、直す
イラストと文/たけだあや

「今夜は眠れると思うなよ」


「魔王が草食とかウケるんですけど」と笑われているのを聞き、第1話以上の魔王顔。笑顔もいいけど、あの顔もやはり良い。
付き合ってしばらく経つのに何もなく、「好き」も言われていない佐倉は、クリーム祭りを開催する。予告にあった「俺がどんだけ我慢してると思ってんだ」に待ってました!と思っていたら、キュンをすぐに更新してくる。「今夜は眠れると思うなよ」にやられた。毎話、予告のハードルを大幅に超えてくれる。
そして、酔いどれエンジェルズ流子&佐世子に笑った。キュンと笑いのタイミングと配分が心地良く、楽しい。

魔王、涙の告白


天堂と佐倉は、出勤途中に交通事故に巻き込まれてしまう。怪我を負いながらも手当てをする佐倉。佐倉が倒れるまで頑張ることを知っている天堂は不安になる。何より、大切な人を失う辛さを知っている。
佐倉「私は、看護師です。
しかも、先生が育ててくださった看護師です。大丈夫。私はいなくなったりしません」
天堂の気持ちを汲み取り、しっかり言葉で返す佐倉。看護師として、人としての成長を感じずにはいられない。
佐倉はその後3日間意識を失う。天堂のキスなんかではなく、「バカ」「厄介岩石」の言葉で目を覚ます。佐倉の「お久しぶりです」の笑顔で涙が溢れる天堂。ポロポロと涙をこぼしながら、佐倉の好きなところを次々挙げる。「こんなことで喜ぶなら、いくらでも言ってやるよ」で既に嬉しいところ、「好きだ。お前が、好きだ」「だから、もう二度と俺の側を離れるな」まっすぐな告白。9話まで待った甲斐のある「好きだ」だった。
その後の会話も可愛いこと。
佐倉の手を何度も握り直す天堂が素敵だった。

いよいよ今夜最終回。寂しいけれど、楽しみでしかない。
(イラストと文/たけだあや)

『恋はつづくよどこまでも』
毎週火曜よる10時〜
出演:上白石萌音、佐藤健、毎熊克哉、昴生(ミキ)、渡邊圭祐、瀧内公美、吉川愛、堀田真由、瑛蓮、原扶貴子、安藤聖、堀本雪詠、見上愛、香里奈、平岩紙、片瀬那奈、蓮佛美沙子、山本耕史ほか
原作:円城寺マキ『恋はつづくよどこまでも』(小学館プチコミックフラワーコミックα刊)
脚本:金子ありさ
音楽:河野伸
主題歌:Official髭男dism「I LOVE...」(ポニーキャニオン)
演出:田中健太、福田亮介、金子文紀
チーフプロデューサー:磯山晶
編成・プロデューサー:宮崎真佐子
プロデューサー:松本明子
制作:TBSスパークル、TBS

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