協栄電気は1951年に設立され、電源周りの部材・部品の販売・加工を手懸け、いち早く中国・台湾をはじめとするアジアに進出して販売網を構築。
CIPSと協栄電気は、これまで約3年間、取引や人的交流を通じて互いの企業文化・風土、業務内容などにつき理解を深めるともに、補完関係やシナジーにつき検討・協議を重ね、今般の買収につき最終合意に至った。買収実行後も協栄電気の自主性・マネジメント体制を維持し、人材・販売チャンネル・拠点・ノウハウ等の経営リソースを共有し、お互いの強みを生かすことで、一層の顧客サービスの拡充を図る。また協栄電気・CIPSの拠点に加え、伊藤忠商事の中国・台湾・アセアンの各現地法人との協業を図り更なる収益機会の増大を狙い、アジア地域を中心に据えた成長戦略を実行していく。
円高や震災の影響が残る国内、また米国・欧州・アジア各経済ブロックに於ける金融財政状況等に鑑みと、今後周辺環境は一層厳しさを増すと思われるが、今後は力を合わせ、より強固な基盤をベースとして共に成長を目指す。