リーグ・アンのオリンピック・マルセイユが、FWピエール=エメリク・オーバメヤンをル・アーブル戦のメンバーから外す処分を下した。不振続きのチームに科されたキャンプ中、深夜に消火器をスタッフに噴射するという騒動を起こした結果だ。
深夜の練習場で「消火器噴射」……激怒したスタッフが幹部に直訴
仏紙『L'Équipe』の報道によると、事件が起きたのは5月8日深夜、マルセイユの練習施設「ラ・コマンドリー」でのことだ。チームは直近の成績不振を受け、5日間のミニキャンプを命じられており、選手たちの不満が蓄積していた。オーバメヤンは約10人の選手を引き連れて複数の部屋を練り歩き、「雰囲気を盛り上げようとした」とされる。しかし騒動はエスカレートし、門限管理を担当するスタッフに消火器を噴射。スタッフのベッドや私物までもが白煙にまみれた。スタッフはクラブ幹部に即座に報告し、翌金曜日にはクラブ会長ステファン・リシャールら上層部が練習場に直接乗り込んで事実確認を行った。
「アルテタは正しかった」英メディアが断言、因縁の追放劇が再来
英メディア『Arsenal Insider』は「アルテタが正しかったと証明された」と題した記事を掲載し、今回の騒動とアーセナル時代の一件を結びつけた。オーバメヤンはアーセナルでもミケル・アルテタ監督との確執が続き、2021年12月に「規律違反」を理由にキャプテンを剥奪。翌2022年1月にバルセロナへ放出されていた。アーセナルは当時、「規律違反を受け、オーバメヤンはキャプテンを解任され、ウェストハム戦のメンバーにも含めない」と公式声明を発表していた。マルセイユはアルテタの苦慮を知ってか知らずか、同じ手順で処分を下した形だ。オーバメヤンは今回の騒動後、スタッフ本人とクラブ首脳陣に謝罪したと伝えられているが、処分は覆らなかった。

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