トロント・ブルージェイズに在籍する岡本和真が、5月27日(現地時間)のマイアミ・マーリンズ戦で5月5日以来となる本塁打をで放ち、チームトップの通算11本目に到達した。約3週間にわたる深刻な不振から抜け出した一打として現地メディアが注目している。
岡本が苦しめられている球種とは
カナダメディア『Blue Jays Nation』は5月29日付の分析記事で、岡本についてNPBでは.355だったO出塁率がMLBでは.301にとどまっていると指摘した。特にカーブ、カッター、シンカーへの対応が大きな課題で、三振率31.9%はリーグ最低水準にあたる高さだと同メディアは述べている。一方で、フォーシームとチェンジアップへの対応は良好で、ストライクゾーン外の球を積極的に追う傾向もないと分析。それでもスイング&ミス率が33.2%に達しており、高めの空振りが特に多いと記している。
「パワーは本物」とシュナイダーが語った理由
本塁打数チームトップに加え、全ヒットの40%が長打という数字は同メディアが高く評価しているポイントだ。アイソレーテッド・パワー(長打率と打率の差).195はチーム最高値を誇り、「スイングは豪快ではないが効率的だ」との見方を示した。
『MLB.com』はジョン・シュナイダー監督の「逆方向、センターから右中間に打球を運べているとき、彼のパワーはエリートレベルだ」という発言を伝えた。米メディア『スポーツ・イラストレイテッド』は、打撃コーチのデービッド・ポプキンスが掲げる「打てる球を積極的に叩け」という方針に対し、ブルージェイズの打者たちがその大前提である「打てる球の見極め」でつまずいていると指摘した。岡本の高い三振率はチーム全体のこの課題と切り離せない。

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