中東情勢の影響で、日本ではナフサが供給不足に陥り、バナナの追熟を促すナフサ由来のエチレンガスも価格が高騰している。バナナ輸入業者の多くが、「6月か7月にはエチレンガスの供給が止まるかもしれない。

そうなれば青いバナナを追熟させられなくなり、バナナの供給が難しくなるだろう」との懸念を示す。

バナナは日本人がよく食べる果物で、果物全体の流通量に占める割合は約30%に上る。日本の関連規定によれば、病害虫を防ぐため、青い状態の未熟なバナナしか輸入が認められていない。そのため、輸入業者は日本国内でエチレンガスを使って追熟を促す工程を必ず行わなければならない。日本メディアの22日の報道によると、中東地域からのナフサ供給が不足して、日本ではエチレンガス価格が普段の約10倍まで上昇した。今後の供給も保障される見込みはなく、輸入業者は「黄色いバナナのピンチ」に直面している。

福岡県北九州市の果物輸入業者は、「エチレンガスのサプライヤーから、5月までしか安定して供給できない、それ以降は供給を保障できないと連絡があった。エチレンガスが調達できなければ、青いバナナを成熟させることができず、市場に商品を供給できなくなる」と話す。

中東情勢の影響により、日本は原油の輸入量が急減し、医療、漁業、自動車などさまざまな産業に影響が出ており、国内には不安が広がっている。日本政府は3月16日に1回目の国家備蓄原油の放出を行った。総量は約8000万バレルで、これは国内消費の約45日分に相当する量で、過去最大規模となった。2回目の放出は5月上旬に行われることが決定している。

(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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