中国が独自に開発した直径6メートルの円盤型片側アンカー式インテリジェント自動観測ブイが4月21日、東部海域で配置を完了し、正式に運用を開始しました。今後は、中国の海洋漁業生産、海洋環境保護、海洋防災・減災などに質の高いデータサポートを提供していくことになります。
このブイシステムは世界初の円盤型片側アンカー構造設計を採用した総合観測ブイシステムであり、伝統的な円盤型ブイの中心単点係留構造形式を刷新し、搭載物と多機能エリアの浮力室設計の適正化を通じて、ブイの安定性を高め、海上施工の難易度を減らし、海上作業のリスクを軽減しました。
またブイは観測方式、運用モード、データ取得機能を包括的に適正化し、風、波、流れなどの重要な海洋環境パラメータをリアルタイムで捉えることのできる高精度センシング装置を搭載しています。海況のレベルと変化の傾向を正確に判断し、水中アンカーシステムと、表層から深層までの水温・塩分・密度など深さごとの変化を観測するプロファイル観測システムのリアルタイムな状態をインテリジェントに感知し、運用姿勢を自律的に調整します。これにより、さまざまな海況シーンに動的に適応し、水域プロファイルのケーブルシステムとアンカーチェーンが絡み合うリスクを効果的に回避できます。
このブイは自主的に制御可能な国産技術に基づき、海洋水体の連続、安定、リアルタイムのプロファイル観測を初めて実現しました。取得した観測データをリアルタイムに陸上の実験室に伝送することができ、従来までの観測方式に存在するデータの断続、遅延、サンプリング密度の低さなどのボトルネックを徹底的に解決し、海洋環境パラメータの高頻度、全深度、長時間にわたる時系列取得を実現しました。(提供/CGTN Japanese)











