台湾メディアの自由時報は23日、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)前総統の全文日本語の投稿に日本から感動の声が上がっていることを伝えた。

20日に三陸沖でマグニチュード(M)7.7の地震が発生したことを受け、蔡氏はSNS・Threads(スレッズ)に全文日本語で以下のようなメッセージを投稿した。

「今回の地震は、我々台湾の人々にとっても東日本大震災の記憶を呼び起こすものでした。この数日間、台湾中が日本にいる家族や友人の状況を案じ、『自分たちにできることはないか』と動き続けています。苦楽を共にし、困難な時にこそ支え合うのが台日の絆です。台湾はいつでも駆けつけます。今回も、そしてこれからも。日本の皆様の安全を、台湾より祈り続けています」

この投稿には東アジアの地図の画像が添付されており、台湾から日本に向けて「日本、頑張ってね!」との吹き出しのメッセージが添えられている。

記事によると、この投稿に対してある日本人のユーザーからは「私たちは東日本大震災の被災者です。家族を亡くし、家も失いましたが、当時は台湾からとても大きな支援を受けました。その後、さまざまな理由で母とともに台湾で暮らすようになり、今では台湾が私たちの家になりました。あの時の台湾の恩は決して忘れません。今も恩返しを続けています。いつも助けてくれるこの国に感謝していますし、台湾のすべての人々の無事を願っています」とのコメントが寄せられた。

また、「日本国民の一人として、東日本大震災の際に台湾が提供してくれた多大な支援に、心より感謝を申し上げます。台湾は日本が困難に直面したとき、いつも真っ先に手を差し伸べてくれる人情と優しさにあふれた素晴らしいパートナーです」「子どもの頃から、周囲の大人たちから台湾に関する話をよく聞いていました。日本中、どこでも台湾に感謝の気持ちを抱いています。台湾が困難に直面した際には、日本も必ずすぐに支援に向かいます。改めて心から感謝いたします」「ご心配いただきありがとうございます。私たちは互いに地震が多いので協力し合いながら、両国民の被害を最小限に抑えていきましょう。この良好な関係がこれからも続いていくことが、私にとって何よりの幸せです」といった声も上がったという。

このほか、蔡氏と同様に東アジアの地図を用いて、日本から台湾に感謝のメッセージを書き込むユーザーも複数見られた。(翻訳・編集/北田)

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