広東省深セン市宝安区にある天虹スーパーの宝安天虹ショッピングセンター店は6日の朝早くからにぎわいを見せていた。店内に入ると、明るく清潔な果物エリアがことのほか目を引き、真新しい南アフリカからの輸入果物コーナーには真っ赤なリンゴの入ったパックが整然と並べられていた。
この南アフリカ産リンゴは中国が国交あるアフリカ諸国に対して関税ゼロ措置を全面的に実施してから初となる輸入品で、6日にスーパーに並び、中国の消費者向けに販売された。
果物を輸入する深セン市源興果品国際事業部の林菲菲(リン・フェイフェイ)商務ディレクターは、「第1弾の南アフリカ産リンゴ24トンは1日午前0時に深セン湾通関地で通関手続きを終え、中国が国交あるアフリカ53カ国に関税ゼロを実施してから初めての輸入品となった。リンゴの買い付けは南アフリカで直接行っている。南半球は現在、リンゴの収穫の時期に当たる」と説明した。
林マネージャーの計算によると、これまで南アフリカ産リンゴを輸入すると10%の関税がかかっていたが、関税がゼロになった今ではコンテナ1個あたり約2万元(約46万円)のコストダウンになる。コストは全体では17%前後下がり、下がった分は最終的に消費者に還元される。同社はすでに輸入回数をさらに増やす計画を立てており、2~3週間後には週1のペースで継続的に入荷するようになるという。
天虹数科商業の天虹スーパー事業部生鮮部の張天宇(ジャン・ティエンユー)商品開発マネージャーは、「関税ゼロがもたらしたコスト低下は最終価格に直接反映され、着実に消費者へ利益が還元される。今年の労働節(メーデー、5月1日)に伴う5連休(5月1~5日)の売上データを見ると、輸入果物に対する消費者の需要は大きいことが分かった。天虹は今後、関税ゼロの南アフリカ産農産物の調達品目を拡大し、柑橘類やアボカドなども取り扱う計画だ」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)











