中国誌・21世紀商業評論は24日、「1カ月で5店舗オープン、覇王茶姫が韓国で大人気」と題し、韓国で存在感を高める中国のティードリンクブランド「覇王茶姫(CHAGEE)」について伝えた。

覇王茶姫を巡っては、4月末に韓国市場に本格参入し、ソウルの商業エリアに3店舗を同時オープンさせたことが先日報じられた。

記事によると、3月22日にはソウルで市庁店が開業。その前日には駅三店がオープンし、当日できた客の列は十数メートルに及んだ。一方、オープンから約3週間になる江南旗艦店ではアプリで商品受け取り通知を受け取った人だけが入店できるという運営方法が導入されたという。

韓国は覇王茶姫にとって8番目の海外市場で、同ブランドを率いるのは創業者でもある張俊傑(ジャン・ジュンジエ)最高経営責任者(CEO)だ。

記事によると、5店舗はいずれもソウルの中心的商業エリアにあり、集客と発信力をカバーする場所が選ばれている。

一方、商品面ではミルクティーやティーラテを主力とし、韓国のコーヒー文化との接点も意識された。メインの価格帯は5000~6000ウォン(約500~600円)だ。

また、人気が広がった背景には人気スターとSNSの存在があり、韓国の女性グループIVEのメンバーのチャン・ウォニョンが1月末にライブ配信を行った際に見せた覇王茶姫の商品を飲んだ瞬間のリアルな反応が、韓国で広く拡散された。現地運営チームはこれを活用して認知拡大につなげたという。

インスタグラムやティックトックのアカウントも事前に開設され、「開業前から大勢の消費者が強い関心を示していた」という。

1カ月で5店舗オープン、中国ティードリンク店の覇王茶姫が韓国で大人気―中国メディア

ただ、記事は「覇王茶姫が現在の高い集客力を常態化できるかどうかは依然、観察が必要」とも記し、「現時点でいうと、覇王茶姫の海外店舗すべてが健全な状態にあるわけではない」「海外市場で長期的に根付くには、単なる店舗のコピーではなく、ブランド認知と文化発信を巡る長い戦いになる」と論じた。張氏は4月、「社内では海外展開を10年単位で考えている」と述べ、投資家により大きな理解と忍耐を求めた。

(翻訳・編集/野谷)

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