2026年5月24日、韓国・中央日報は「イングランド2部プレーオフ決勝で勝利を収めたハル・シティに所属する日本人選手・平河悠が、表彰式でアジア人差別を受けた」と伝えた。
この日の試合では、平河の鋭いパスが決勝ゴールにつながった。最大の功労者の一人だった平河が、チームメートからトロフィーを受け取り頭上に掲げようとした瞬間、テレビ中継の画面が突然、全く関係のない観客席へ切り替わったという。記事は「偶然にしてはタイミングがあまりにも絶妙だった」と指摘している。
一方で記事は、このようなケースは欧州サッカー界では珍しくないとし、「アジア人選手が主役になる瞬間、カメラは素早く別の方向に向けられ、トロフィーが西洋圏の選手へ渡るとカメラも戻る。こうした現象は『アジアン・パッシング』と呼ばれている。SNSではファンから批判が殺到し、日本メディアも『明らかな差別だ』として問題提起した」と伝えた。
また、アジアン・パッシングについて、「パク・チソン、キ・ソンヨン、ソン・フンミン、キム・ミンジェら韓国を代表するスター選手たちも経験してきた。彼らが不自然に画面から外される現象について、専門家は『象徴的消滅』と説明している。これは、特定の人種や集団を映像から継続的に排除することで、大衆の認識の中からその存在感や価値を希薄化させる行為だという」とした。
記事は、その背景には欧州サッカー界に根付く「不平等な人種的視線」があるとも指摘。「黒人選手に対する差別発言などは社会的に強く非難され、法的制裁が加えられるケースも多い。黒人選手たちの強い連帯や積極的な問題提起に、社会が敏感に反応するためだ。一方で、アジア人選手に向けられる差別的視線には比較的鈍感だ」とした。
記事はさらにその根底には、「サッカーは西洋のもの」という傲慢(ごうまん)な意識が存在するとの批判もあると言及。「欧州クラブは、アジア市場による莫大(ばくだい)な資本やユニフォーム販売、放映権収入の確保には積極的でありながら、実際にアジア人選手が主役として認められることには消極的だ」とし、「アジア人を西洋人スターの引き立て役やマーケティング要員として固定化しようとする歪んだ無意識が、カメラアングルを通して表れている」との声も上がっていると伝えた。
専門家は、「アジア市場から商業的利益を得ながら、選手の名誉や存在感を軽視する不合理な慣行に対し、今こそアジアサッカー界が公式に強い声を上げるべきだ」と提言しているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「欧州はそうだよな」「欧州でお金さえ稼げればそれでいい。欧州人に期待することなど何もない」「英国は人種差別がひどいよね」「英国は歴史的にひどいことを散々やってきた。そのうえに人種差別。まったくレベルが低いよ、どこが先進国なのか」「この時代にいまだにそんなことをしてるのか。2100年くらいになっても変わらないんだろうな」「だから欧州は発展できないんだよ」など、怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)
プレミアリーグ昇格を決めたハルシティのトロフィーリフトで平河悠の瞬間だけ変えられてまた差別かよ…
— ファブ似ツィオ・ロマーノ (@Romano_sub2) May 24, 2026
「No Room For Racism」とか掲げてんのにさ
ヨーロッパのアジア人差別マジ根深いな
その上、黒人差別は問題になるのにアジア人差別は何のお咎めなしだしな。 pic.twitter.com/NM5Qe6qPr0











