2026年5月22日、中国のポータルサイト・捜狐に、アニメ界隈とゲーム界隈で大きな騒動が勃発し、双方のファンコミュニティーが激しく対立した結果、「呪術廻戦」の超人気キャラクター・五条悟(ごじょうさとる)のファンが憂さ晴らしのために15万元(約350万円)を投じたと紹介する記事が掲載された。

記事は、「事の発端は昨年2月、五条のファン、あるいは荒らし目的の人物が、ネット上で別界隈との争いをあおったことだった。

この件を知ったほかの五条のファンたちは、即座にその人物とは無関係だと距離を置いた。ところが数カ月後、その荒らしが今度は某乙女ゲームキャラクターの悪意ある画像を投稿。すると、そのキャラクターのファンたちは五条側へ怒りを向け、五条の中傷画像を投稿して反撃し始めた」と説明した。

そして、「双方のファンはその後、話し合いを行い、一度は和解。停戦で合意したはずだった。しかし数日前、乙女ゲーム側のファンが突然『和平条約』を破棄した。再び過去の件を理由に五条への攻撃を始め、大規模な誹謗(ひぼう)投稿を行ったのである。これを受け、五条のファン側も反撃を開始。双方はSNS上で全面戦争状態に突入した。その中で、五条のファンは拡散目的の抽選企画まで実施。景品にはiPhone各種や現金化可能な賞品が並び、総額は15万元(約350万円)にも達した。さらに追加投入が続き、その豪快さがネット中の注目を集めたのである」とした。

記事は、「正直なところ、今回ばかりは乙女ゲーム界隈も相手が悪かったと言わざるを得ない。アニメ界隈を少しでも知っている者なら、五条の人気がどれほど規格外か理解しているはずだ。彼の人気は『1人で作品を支えている』と言っても過言ではない。『週刊少年ジャンプ』の人気投票数でも歴代1位の得票数を獲得しているほどだ」と指摘した。

一方で、「冷静に考えれば、ネット上の口論や一枚のあおり画像のために十数万元を費やして争うのはまったく意味がなく、割に合わない行為である。今後ネットを利用する際にはもう少し理性的になり、些細なことで大騒ぎせず、健全で穏やかなネット環境づくりを心がけるべきであろう」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

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