様子見ムードが漂う流れ。
もっとも、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が根強いほか、対米ドルの人民元高進行なども材料視された。4月末に開かれた中央政治局会議では、不動産政策が1年ぶりに取り上げられている。現地メディアによると、メーデー前に実施された不動産支援策の影響で、中国各地で連休中の住宅販売が活況を示した。指数は引けにかけて下げ幅を縮小している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、半導体株の下げが目立つ。フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が4.6%安、半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)が1.5%安で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、人工知能(AI)半導体大手の中科寒武紀科技(カンブリコン・テクノロジーズ:688256/SH)が5.6%安。
医薬株も安い。薬明康徳(603259/SH)が4.0%、江蘇聯環薬業(600513/SH)が3.1%、昭衍新薬(603127/SH)が1.9%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.3%ずつ下落した。酒造・食品株、エネルギー株、証券株なども売られている。
半面、不動産株は高い。華遠地産(600743/SH)が6.9%、京能置業(600791/SH)が3.8%、緑地HD(600606/SH)が3.3%、新城控股集団(601155/SH)が2.0%ずつ上昇した。
軍需産業株も物色される。航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)が10.0%(ストップ)高、衛星開発・運用の中国衛星(600118/SH)が6.4%高、衛星・ロケット用システムの航天時代電子(600879/SH)が5.3%高、航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)が3.7%高で取引を終えた。自動車株、運輸株、公益株、素材株、銀行株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.01ポイント(0.36%)高の283.27ポイント、深センB株指数が2.92ポイント(0.25%)安の1177.03ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











