文章は、日本と中国の各社会における個人の価値観の拠り所が違う点を指摘。中国の宗族社会においては「個人の価値観は家族に括り付けられ、一族に対する最大の懲罰は宗廟(先祖を祭る廟)を崩すこと」であるとした。一方、日本では個人の価値観は社会の階級に結び付けられていると説明。このため、中国は母親をはじめとする家族、先祖に対する冒とくが強い罵り言葉となるが、日本ではそのようなことはないと論じた。
また、「重要なことは、何を冒とくするか」であるとし、英語では宗教に絡む冒とくが罵り言葉として発達し、中国では自らの母親などが組み合わされると説明。そして日本では歴史的に強大な影響力をもった宗教がなく、性的な態度もあっけらかんとしているため、これらは罵り言葉の対象にはならないとした。その一方で、階級に対する忠誠心が強いために、日本では往々にして敬語を外すことが強い罵りの意味を持つと解説した。
そして最後に「日本人も汚い言葉を好み、日常的に使っている。『日本人が汚い言葉を好まない』というのは、文化的な差異によって生じる誤解なのである」と結論付けた。
日本でも、親を持ち出した罵り言葉が全くないわけではない。その代表格は「お前の母ちゃん出べそ」だろうか。
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