レアル・マドリードは現地時間10日に行われたラ・リーガ第35節でバルセロナとのエル・クラシコに敗れ、2シーズン連続の無冠が確定した。大きな期待とともに就任したシャビ・アロンソ前監督は主力選手との確執が囁かれ、わずか7カ月で解任。後任となったアルバロ・アルベロア監督のもとでも不安定な戦いが続き、最終的には“宿敵”のラ・リーガ連覇が目の前で決まるという屈辱を味わった。
現役時代レアル・マドリードで公式戦通算465試合に出場し、5度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含め数多くのタイトルを獲得したクロース氏は、バルセロナの優勝決定戦となったエル・クラシコについて「勝つためのモチベーションはあったかもしれないが、それだけでは十分ではない。正直言って、試合が終わってホッとしたよ」とコメント。その上で、古巣が2シーズン連続無冠という屈辱を味わうこととなった原因を次のように分析している。
「2シーズン連続でタイトルを獲得できないなんてあり得ないし、本当に受け入れ難い。それだけだ。ピッチ上での結果は、クラブ内のあらゆるレベルにおいて長引く雰囲気の悪さ、ダイナミズムの欠如によって生じたものだ。負傷者などの状況を考えると、チームが崩壊する危険性は常にあったんだ」
2023-24シーズン限りで現役を退いたクロース氏の“後継者”を見つけられていないことも、レアル・マドリードの大きな課題だろう。クロース氏が去って以降に獲得したタイトルはUEFAスーパーカップのみ。X・アロンソ前監督もプレーメイクにおいてチームの核となり得る司令塔の不在を指摘し、現在アーセナルでプレーしているスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得を希望していたとも報じられている。
レアル・マドリードの問題はピッチ内に留まらない。最近ではスペイン人DFアルバロ・カレーラスとドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの衝突が報じられ、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデがフランス代表MFオーレリアン・チュアメニとの激しい口論の末、病院に搬送される事態まで勃発した。
どん底に落ちたと言っても過言ではないレアル・マドリードだが、誰に再建を託すことになるのだろうか。現在はベンフィカを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が次期指揮官の最有力候補と見られている。

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