ラ・リーガ第37節が17日に行われ、セビージャとレアル・マドリードが対戦した。

 エル・クラシコに敗れ、“宿敵”バルセロナに目の前でラ・リーガ連覇を決められるという屈辱を味わったレアル・マドリード。
年明けのシャビ・アロンソ前監督の解任、フェデリコ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニの衝突、そしてキリアン・エンバペが負傷後の行動によってファンの反感を買うなど、混乱続きのシーズンは2年連続の無冠という結果で幕を下ろすこととなった。連勝を目指す今節の対戦相手はセビージャ。前節終了時点で12位につけているものの、19位レバンテ、18位マジョルカとの勝ち点差は「4」となっており、残り2試合で降格圏転落の可能性もある状況だ。

 立ち上がりはホームの声援を受けるセビージャが良い入りを見せ、5分にはオソの強烈なミドルシュートが枠内右端へ飛ぶ。しかし、これをGKティボー・クルトワが見事セーブすると、15分にレアル・マドリードが先制に成功。ブライム・ディアスが右サイドからアーリークロスを上げ、キリアン・エンバペが胸で落としたボールをヴィニシウス・ジュニオールがゴール右下隅に流し込んだ。

 先制に成功したレアル・マドリードはゆったりとボールを保持しながら試合の流れをコントロール。なかなかシュート本数は増えていかないが、セビージャにもチャンスを作らせずに時間を進めていく。39分には左に開いてボールを引き出したエンバペがカットインから右足を振り抜くも、強烈なシュートは枠の右へ外れて追加点ならず。前半は0-1で終了した。

 後半はオープンな展開が続く。流れを変えたいセビージャは52分に3枚替えを敢行し、アレクシス・サンチェスらを投入すると、その4分後にはA・サンチェスが左からのクロスに飛び込んで際どいシーンを作る。
59分にはカウンターからエンバペに独走を許したが、キケ・サラスの見事なスライディングタックルが決まり、追加点を与えない。その後も両チームがチャンスを作り合う緊迫した展開が続く。

 72分、ジュード・ベリンガムのボール奪取を起点にカウンターを発動したレアル・マドリードは、直前に投入されたばかりのフランコ・マスタントゥオーノのミドルシュートが左ポストを直撃。その直後には流れるようなパス交換からエンバペがネットを揺らしたが、オフサイドで追加点とはならない。

 試合はこのまま0-1で終了し、接戦を制したレアル・マドリードが勝ち点「3」を積み上げた。次節は23日に行われ、セビージャはアウェイでセルタ、レアル・マドリードはホームでアスレティック・ビルバオと対戦する。

【スコア】
セビージャ 0-1 レアル・マドリード

【得点者】
0-1 15分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)


【ハイライト動画】エンバペのお膳立てを受けたヴィニシウスが決勝弾!

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