◆JERAセ・リーグ DeNA1―4巨人(26日・横浜)

 DeNAは打線が今季最少の3安打とふるわず、連敗で3カードぶりの負け越し。今季成績は11勝12敗となり、再び借金生活に転落した。

 1点ビハインドの8回には、3番手で登板した坂本裕哉投手が勝負を決定づける2失点。そのきっかけになったのが、坂本自身の“ダブルエラー”だった。

 無死一塁で打者・浦田の送りバントを処理しようとした際にボールを捕り損ねて落球。さらにあわてて投げた一塁への送球がそれて無死二、三塁とピンチが拡大した。公式記録では打者の出塁が「犠打エラー」、走者の二、三塁進塁が「悪送球」とされ、坂本には1つのプレーで2つの失策がついた。その後、坂本は犠飛と押し出し四球で2点を失った。

 試合後、相川亮二監督は「ああいうプレーになれば点数は取られますよね。(捕球時に)まずセカンドを見る必要があったのか。(アウトを)1つ取ればいい。そういうところはずっとキャンプから話してる」と、初歩的なミスに渋い顔。通常の犠打で1死二塁なら失点を避けられた可能性もあるだけに、「1点差で8回、9回(の攻撃に)入っていたら、相手のプレッシャーは間違いなく違う。(3点差になったことで)大勢とマルティネスに余裕を持たせた投球をされてしまう。

ああいうものはやっぱりチームにとって命取りになるのかなと思います」と反省を求めた。

 昨年秋の就任時から、組織として戦うチームの総合力アップを求めている指揮官。6回2失点と数字の上では試合を作った先発の石田裕太郎投手についても「いい投球はしたと思うが、これからもいい投手と対戦していく中で、やっぱり先に点数を与えない、追っかける展開にしないっていうのは、チームとして、個人としてもやるべきこと」と、あえて厳しい注文をつけた。

 さらに、6回に三森大貴内野手の適時打で奪った1点のみに終わった打線についても「いい投手だから打てませんでした、では勝負にならない。チームとして何をしていくのか、個人としてどう攻略していくっていうのは、これからもずっと課題だと思います」と、同じく組織力で戦うことの必要性を説いていた。

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