阪神が連敗を2で止め、藤川球児監督が通算100勝を達成した。167試合での到達は、巨人・原辰徳と並び、セ・リーグの歴代指揮官では最速となった。
就任2年目の球児監督が常々、口にする言葉がある。「健康で帰ってくるだけ。みんな同じです。段階を上げながらですから、いい表情でマウンドから帰ってきて、また休養して次につなげる」。現役時代に10連投で10連勝に導いた経験とは裏腹に、選手のマネジメントはコンディションを最大限に配慮。1月の自主トレ段階から選手の状態に気を配り、シーズンに入っても無理はさせない方針を貫いている。
かつての名将は、選手の尻をたたくことで奮い立たせ、グラウンドに送り出してきた。藤川監督はむしろ長丁場を見据えてムチ入れず、ストップをかけている。DeNA戦(横浜)が雨天中止となった23日も、WBCからフル稼働してきた佐藤、森下らを即座に帰阪させた。
「WBCのメンバーはキャンプを送れていないので。佐藤も森下も(今)パフォーマンスが良くても、長くパフォーマンスを出すところにおいては、ああいう国際大会があると選手はしんどくなるので」。令和流の新たな手綱さばきで、これからも白星を積み上げていく。










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