WEST報知では「Ho!ットルーキーズ」と題し、各競技の新人を随時紹介する。今回は、J1のG大阪に加入したDF池谷銀姿郎(いけがや・ぎんじろう、21)。
G大阪の池谷が先発デビュー戦で役目を全うし、プロの世界で生きていく手応えをつかんだ。アウェーのバンコクU戦。右センターバック(CB)として、左CBの元日本代表DF三浦弦太(31)や同GK東口順昭(まさあき、39)らと連動し、体を張った守備で無失点に抑えた。「結果を出せて、準備期間がいいものになった。プロキャリアを歩んでいく上で、すごい大事な試合になった」と、かみ締めた。
15年度天皇杯以来のタイトル10冠目を狙うクラブにとって、崖っぷちの一戦だった。ホームの第1戦(4月8日・パナスタ)は0―1で敗れたうえ、主将のDF中谷進之介(30)が一発退場で、第2戦に出場できず。イェンス・ヴィッシング監督(38)は、J1百年構想リーグで2試合に途中出場していた池谷を先発に抜てきした。21歳は「試合前日に伝えられました」と苦笑いしたものの、2戦合計3―1の勝利に関わり、「負けたら終わりの試合で初スタメンなんて、そうそうない。1プレーごとに緊張感が走った」と重圧も楽しんだ。
現在、筑波大4年。オンライン授業などで卒業を目指すが、大学サッカーは3年で“卒業”。「2030年W杯に出たい」と明確な目標を持つ。自身の課題も挙げ、「国際試合はオープンな(攻守が激しく入れ替わる)展開が多くなる。切り替えがどれだけ速くできるか、もっと練習から突き詰めたい」と貪欲だ。「試合に出続けることが、大きな目標をかなえるファーストステップ。まずスタメンを勝ち取る」と、きっぱり。プロ初スタメンで得た自信を胸に、次の戦いへと挑む。(田村 龍一)
◆池谷 銀姿郎(いけがや・ぎんじろう)2004年6月19日、東京都生まれ。21歳。5歳から砂町SCでサッカーを始める。横浜FCのジュニアユース、ユースを経て、筑波大体育専門学群に進む。

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