北中米W杯(日本時間6月12日開幕)の日本代表メンバー発表会見が、15日に行われる。8大会連続8度目のW杯に臨む森保ジャパンのメンバー26人が決定する。

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 06年ドイツ大会のメンバー発表会見では、ジーコ・ジャパンの立ち上げから18試合11得点と最多ゴールを誇っていたエース・FW久保竜彦がコンディション不良を理由にまさかの選外となった。ジーコ監督から「攻撃の核」と指名されていた久保の選外。代わりに指揮官が最後の1枠で口にした名は、FW巻誠一郎だった。

 ジーコ監督は実績重視の選考方針を明かしていたため、W杯アジア予選に1試合も出場していない巻のドイツ行きの可能性は低いと考えられていた。しかし、土壇場で久保を大逆転。「巻は代表チームにいられる状況を自ら作った。今年、コンディションが良く、フィジカル面がとても強い」と指揮官は大抜てきの理由を明かした。腰痛、両足首痛を抱える久保とは対照的だ。ジーコ監督は“ガラスのエース”ではなく“雑草ストライカー”を選んだ。

 また、この大会ではジーコ・ジャパン不動のエースとして中村俊輔が初めてのW杯メンバー入りを果たした。中村は02年の日韓大会で落選。「どの監督にも必要とされる選手になればいい」と腐らず落選理由を徹底分析し、05年から移籍したセルティックでは1年目で2冠を達成。

セリエA時代の過酷な環境を乗り越え、有言実行の活躍で中心選手にまで上り詰めた。

 日本にとって3大会目となった本大会は、オーストラリアに1―3で負けると、クロアチアに0―0で引き分け。かすかな望みをかけた第3戦のブラジル戦ではFW玉田圭司が先制ゴールも終わってみれば1―4と完敗。1分け2敗、勝ち点1で1次リーグ敗退という結果に終わった。

 【ドイツ大会メンバー】

▼GK川口能活土肥洋一楢崎正剛

▼DF加地亮駒野友一、中沢佑二、宮本恒靖、坪井慶介、田中誠、三都主アレサンドロ、中田浩二

▼MF福西崇史、稲本潤一中田英寿小野伸二、小笠原満男、遠藤保仁、中村俊輔

▼FW高原直泰、大黒将志、柳沢敦、玉田圭司、巻誠一郎

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