◆米大リーグ ホワイトソックス―マリナーズ(8日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が8日(日本時間9日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・一塁」でスタメン出場し、3試合ぶりの本塁打となる15号ソロを放って先取点をたたき出した。ジャッジ(ヤンキース)に追いつき、再びMLB全体の本塁打数がトップタイになった。

 1回裏1死走者なしの1打席目。1ボールからの2球目だった。先発右腕・ハンコックの甘く入った95・4マイル(約153・5キロ)シンカーをコンパクトなスイングではじき返すと逆方向に飛んだ打球は、打球速度106・2マイル(約170・9キロ)、打球角度32度、飛距離380フィート(約116メートル)で左翼席に飛び込んだ。初回の先制弾に、ホワイトソックスベンチも大興奮だった。左翼への本塁打は15発目で初めてで、1打席目に本塁打を放つのも初めてだった。

 勢いが止まる気配がない。4日(同5日)の敵地・エンゼルス戦で14号を放ってジャッジと並んでMLBトップタイに浮上。ジャッジは6日(同7日)に15号を放っていたが、村上も負けじと3試合ぶりのアーチで15号を放って再び追いついた。

 5日(同6日)の敵地・エンゼルス戦は休養のためベンチスタート。代打出場して安打も放った。だが、6日(同7日)は今季2度目の1試合4三振。無安打に終わり、前日の2打席目から5打席連続三振で、55三振はリーグワーストタイとなっていた。

三振以外は6打席ぶりだったが、本塁打という最高の形になった。

 ホームに戻って3試合ぶりの15号。本拠地での本塁打は、4月27日(同28日)以来だ。チームの38試合での15本塁打は、レギュラーシーズン162試合に換算すると、63・9発ペース。日本人メジャーリーガーの1年目の最多本塁打22本(18年・大谷翔平=当時エンゼルス)はすでに視界に捉えており、ヤクルト時代の22年にマークした自己最多の56本塁打、日本人選手では大谷が23、24年に2度輝いた本塁打王、25年に記録した日本人最多55本塁打も狙えるペースとなっている。

 さらに、MLB公式のサラ・ラングス記者によると、8カード連続でカード初戦に本塁打を放つのは、史上初の快挙。通算504本塁打のエディ・マレーが、1987年5月にオリオールズで7カード連続のメジャー記録をマークしていたが、村上は、4月14日(同15日)の本拠地・レイズ3連戦の初戦で本塁打を放つと、その後もアスレチックス、ダイヤモンドバックス、ナショナルズ、エンゼルス、パドレス、エンゼルス、マリナーズと8カード連続で3連戦の初戦に本塁打を放った。

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