◆JERAセ・リーグ 中日4―2巨人(9日・バンテリンドーム)

 中日が連勝で今季初めて最下位から脱出した。先発・大野雄大投手が、7回4安打無失点で、チームトップの4勝目をマーク。

140キロ後半の直球と変化球を有効的に使い、6回まで二塁を踏ませなかった。これで3試合、計22イニング連続無失点。1勝1敗で迎えた同じ88年生まれの巨人・田中将との88年対決で投げ勝ち、巨人戦は自身3連勝となった。ベテランの熱投に、井上監督は「安定感がある。相手が(的を)絞れないとか、コンタクトさせることが少なかったことが、ゼロを並べる要因。それができている」と太鼓判を押した。

 8日の同カードで、今季最多9得点を挙げた打線は、2回に田中の適時打で先制。5回には、前夜にもそろって打点を稼いだ村松と細川の適時打などで3点を追加した。8番に据えた田中は、5回に走塁で得点につなげるなど、攻守で光った。指揮官は「守ることが目立つけど、攻撃、走塁への意欲も誰にも負けない。いいものが見れた」と評価した。

 4―0の8回に杉浦が、代打・丸に2ランを被弾したが、9回は守護神・松山が9試合ぶりに登板。

今季6セーブ目をマークした。

 最大13あった借金を8に減らし、井上監督は「一つずつ目先の試合を(勝っていく)」と次戦を見据えた。以下はその他の一問一答。

―松山が久々の登板

「大丈夫かなと見ていたけど、今日投げたことによって、どんどん(調子が)上がってくる選手。うちは松山で締めていくってならないといけないチーム。ここから調子を上げてくれたら」

―大野の交代のタイミングは

「小さな諸事情は言えませんけど、点差が4点だったので。(2番手の杉浦をイニングの頭から)気持ちよく送りだすかっていうことでの、決断」

―投打がかみ合ってきた

「全ての打席で打つ、すべてのイニング、すべての打者を抑え続けるのは難しい。ただ、どこかのタイミングのポイントっていうところで、どれだけの仕事をできるかっていうようなものが試合を勝てるかどうかにつながる。それが、少しずつ、できてきているかなと思う」

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