◆JERAセ・リーグ 中日―巨人(9日・バンテリンドーム)

 中日・大野が、7回4安打無失点の好投で今季初の最下位脱出に導いた。6回まで二塁を踏ませず。

「ロースコアの試合をしたかったので、最初から腕を振っていった」。連続無失点も22イニングに伸ばし、チームトップ4勝目と通算101勝目を手にした。

 田中将との“88年生まれ対決”で、また投げ勝った。昨年9月22日(バンテリンD)でリベンジに成功して以来、3度目の直接対決は2勝1敗とした。「憧れの存在」という相手。勝利も大事だが、根底にあるのは「共闘」の思いだ。「今後も同世代で投げ合いたい。88年の選手が1人でも多く、1軍で結果を残せたら」。仲間の存在を糧に、大野は強くなる。

 井上監督は「安定感がある」と信頼は絶大だ。最大で13あったチームの借金は8まで減った。昨季カムバック賞を獲得した37歳は「現状に満足せず、また次、いい投球をしたい」と逆襲をさらに加速させていく。

(森下 知玲)

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