◆第31回NHKマイルC・G1(5月10日、東京競馬場・芝1600メートル、良)

 3歳マイル戦線の頂上決戦が18頭で争われ、レシステンシアの半弟で9番人気のバルセシート(牡3歳、栗東・松下武士厩舎、父キズナ)は4角17番手からラスト33秒5の末脚で追い上げるも、10着に終わった。3日の天皇賞・春をクロワデュノールで制した北村友一騎手だったが、2週連続G1勝利はならなかった。

 19年阪神JFを制した半姉は20年の当レース2着。弟は前走・チャーチルダウンズCで4角10番手から追い込んで3着に食い込んだ。G1切符を手にして、姉が届かなかった勝利をつかみたかったが、果たせなかった。

 3歳マイル王に輝いたのは、ダミアン・レーン騎手騎乗で1番人気のロデオドライブ(牡3歳、美浦・辻哲英厩舎、父サートゥルナーリア)。勝ちタイムは1分31秒5。4番人気のアスクイキゴミ(戸崎圭太騎手)が2着、6番人気のアドマイヤクワッズ(坂井瑠星騎手)が3着だった。

 北村友一騎手(バルセシート=10着)「コンディションはすごく良かったですし、レースでも集中して走れていました。3コーナーからもう少しスピードに乗りたかったけど、全体としては自分のリズムで走れていました。それだけに、最後もう少し反応してほしかったですね」

 西塚洸二騎手(ギリーズボール=11着)「能力があることは改めて分かりました。まだこれからの馬なので、成長が楽しみです」

 斎藤新騎手(ジーネキング=13着)「いい位置で競馬はできましたが、少し力むところがありました。脚質転換して3戦目なので、これから教えて行ければ」

 津村明秀騎手(オルネーロ=14着)「ゲートを出てから決めようと思っていたけど、ゆっくり出たのでリズム重視で折り合いをつけていった。4コーナーまでリズム良くいけたし、しぶとく伸びてくれたけど、ベストはあと1、2ハロンあった方が良さそう。

能力はある」

 加藤征調教師(フクチャンショウ=15着)「馬の状態はすごく良かった。結果的に大外枠で外に逃げる感じになって、集中し切れていなかった。リズムに乗りきれなかったので、この結果になってしまった。力は出し切っていないので、また改めて巻き返したい」

 佐々木大輔騎手(リゾートアイランド=16着)「ハイペースで折り合いは問題なかったけど、短い距離の馬になっていく感じです。今後も折り合いを注意していきたいです」

 松若風馬騎手(ユウファラオ=17着)「いい枠なので先行しようと思っていました。若干テンの入りが悪かったけど、しっかり走りきってくれました。これから成長してくれると思います」

 三浦皇成騎手(ハッピーエンジェル=18着)「ゲートを出てスムーズに動けた。さすがに最後は厳しくなったが、4コーナーまでは上手に走ってくれました」

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