パ・リーグ オリックス0―2日本ハム(10日・京セラドーム大阪)

 日本ハムの柳川大晟投手(22)が2―0の9回に登板し、1回を完全投球。最速155キロをマークし、2三振を奪う圧巻の投球で2試合連続の8セーブ目をマークした。

「先発から直接っていうのは1番緊張する。先頭をしっかり集中してテンポ良くいけた」。前日は加藤貴が8回無失点。この日も北山から8回無失点でバトンを渡されるプレッシャーのかかる場面だったが、動じることなく最後を締めくくった。

 今季は12試合で防御率1・50。セーブ機会での失敗はゼロと安定感が増している。昨季11セーブをマークした右腕の目標は、守護神として1年間1軍に君臨し続けることだ。今季は、試合前のキャッチボールやブルペンでの球数を減らすことを心がけており「1年間投げるために、気になるところがあってもあんまり投げすぎないように意識しています。去年は投げすぎてバテた部分もあったと思うんで、そこは去年の反省を生かしています」。昨季はシーズン終盤にコンディション不良で離脱した反省を生かし、今季は勇気を持って調整法を見直している。

 この日は母の日。試合前には、大分の実家に住む母とLINEでやり取りし、日頃の感謝を伝えた。

「母の日に抑えられて良かったです。これからもっといいピッチングを続けていけたら」と、孝行息子が母への恩返しを誓った。

 新庄監督は、「北山くんも柳川くんに任せたら大丈夫という気持ちだと思うから。柳川くんも抑えていますけど、打たれる時期も来るだろうし、その時にどう乗り越えるかも見てみたい」と、若き守護神に信頼を寄せた。年々進化する22歳が新庄ハムの絶対的守護神の座をつかみ取る。

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