◆明治安田J2・J3百年構想リーグ第16節 福島4―2磐田(10日・とうスタ)

 J2ジュビロ磐田はアウェーでJ3福島に2―4で敗れた。前半20分に先制され、10分後にはMF松原后(29)が同点弾を決めたが、後半はDFが崩壊して3失点。

同アディショナルタイム3分にFWマテウスペイショット(30)が1点を返したものの、J3クラブ相手に屈辱的な黒星となった。

 試合後のジュビロのロッカールームには重苦しい空気が漂っていた。1―4とされると、福島は後半43分に59歳のレジェンド、FW三浦知良を投入。敵が勝利を確信してのことだと捉えたある選手は「なめられていると思った」と明かした。最後の最後にはマテウスペイショットが右足で意地の一発を見舞ったが、反撃はそこまでだった。

 就任後、サイドチェンジを攻撃の鍵にしてきた三浦文丈監督(55)は「今日は揺さぶりができなかった」と敗因を挙げた。前半は1―1で折り返したが、後半8分にDFのクリアミスを運ばれて勝ち越されると、選手たちは動揺と焦りを隠せなくなり、26分、37分と追加点を許した。

 この日は磐田U―18の石塚蓮歩(18)が先発で今季初出場し、ワントップに入ったがシュートは1本も打てずじまい。4失点のGK三浦龍輝(33)は今季2試合目の出場だった。来季を見据えた面もあったが、選手たちはそれを敗戦の言い訳にはしなかった。DFラインのまとめ役となった森岡陸(22)は「(新しい選手が入ったら)合わせないといけないし、僕が最後止められるようにスキルを磨いていかないといけない」と矛先を自分に向けた。

 地域リーグラウンドは16日の次節・藤枝との静岡ダービーを含めて2試合のみ。

現在8位と低迷しているが、次につながる戦い方をすることが重要となる。同点弾を決めた松原は「チームとしてゴールの確率を上げるサッカーをしていかないといけない」と気を引き締めた。(甲斐 毅彦)

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