◆第28回京都ハイジャンプ・JG2(5月16日、京都競馬場・障害芝3930メートル、良)

 第28回京都ハイジャンプ・JG2は16日、京都競馬場で争われ、2番人気のシホノスペランツァが直線で抜け出して重賞初V。連覇の高田潤騎手(45)=栗東・フリー=は白浜雄造元騎手に並ぶ同レース最多5勝目。

自身が持つ障害重賞最多勝利記録を28に伸ばした。

 暑い日差しのなか、落ち着いた騎乗が光った。序盤は後方でリズムを整え、残り1周となったところで2番手にポジションアップ。「手応えが違ったので、強気に行っても押し切れると思った」と高田。3角から逃げ馬に並び、併走状態が続いたが、直線で振り切って3馬身差の快勝を決めた。

 名物の三段跳びを含め、18個の障害を難なくクリアできたのは練習のたまもの。「先週もここに来て、昨日もスクーリングして。2回も練習したのはこの馬だけ。菊花賞5着馬だし、負けられない」と胸を張った。昨年、12年ぶりに障害リーディングに返り咲いた名手は、これからも一頭一頭と向き合って仕上げていく。(山下 優)

 ◆シホノスペランツァ 父ブラックタイド、母メジロスプレンダー(父シンボリクリスエス)。栗東・寺島良厩舎所属の牡7歳。

北海道洞爺湖町・レイクヴィラファームの生産。通算34戦7勝(うち障害9戦4勝)。総獲得賞金は1億7453万9000円(うち障害9814万1000円)。重賞初勝利。馬主は村瀬寛紀氏。

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