◆JERAセ・リーグ 巨人1―0DeNA(17日・東京ドーム)

 マルティネスは、最後の打者を空振り三振に仕留めると声を張り上げグラブをたたいた。1―0の9回。

移籍後初の3日連続登板で、宮崎を投ゴロ。ヒュンメルを空振り三振。代打・佐野に四球を与えたが、続く成瀬は152キロ直球で空振り三振。23球を要したが、リーグトップタイの13セーブ目。中日時代を含めて東京D通算42セーブ目で、石毛博史に並ぶ2位タイを記録してほえた。

 “志願の3連投”だ。阿部監督は「セーブ機会があれば本人が今日行くというのを言ってくれたので。本当にありがたいですし、頼もしかったですね」と頼れるクローザーの姿に拍手を送った。昨年から、セーブシチュエーションであれば3連投は辞さない思いを口にしていたという。

 試合前練習でしっかりコンディションを確認した上で「体の状態も悪くなかったですし、いけそうな感覚だったので」と9回に備えていた。「ジャイアンツが自分を呼んでくれた理由が試合でしっかりセーブしてほしいということだと思う。自分としては常にそのための準備をしてセーブを挙げて、何よりも優勝することです」。

勝利、そして優勝への強い思いがあふれ出た投球だった。

 最速は154キロをマーク。決意が込められた球には、力があった。「当然3連投は負担も大きいですけど、自分の状態、体と相談しながらやっていきたいです」と今後への意欲も示したマルティネス。絶対的な守護神がチームの勝利を守り抜く。(水上 智恵)

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