2018年からの第1期から森保ジャパンを支え、フィジカル部門を担当する日本代表の松本良一コーチが21日、千葉市内で北中米W杯に向けた合同取材に応じた。F組の1次リーグを1、2位で突破した場合はラウンド32の会場がモンテレイ(1位の場合)、ヒューストン(2位の場合)のどちらかだが、3位通過した際に「ボストンや、バンクーバーへ行くとしたら嫌だなと。

(標高が2200メートルと高い)メキシコ市も可能性として含まれているのでその時対応をどうするか」と松本コーチは語った。

 できれば3都市を避けたい理由として、「(米東部のボストンを含め)基本は距離。バンクーバー(カナダ西部)に関しては、一度我々は、(1次L後に)ナッシュビルのベースキャンプに戻りますので、そこから時差が発生するのも嫌な点になる。我々の最終目的地は(決勝の地)ニューヨーク・ニュージャージー。そこはとにかく暑いイメージしかないので、バンクーバーに一度行くことによって、涼しい環境でやって、そこから東に行くというのは、それだけ体に負担がかかる」と説明した。標高が高いメキシコ市についても「(そうなった場合)非常に厳しい戦いが待っている」と警戒した。

 また、松本コーチは、カタールW杯で主将を務めた元日本代表DF吉田麻也(LAギャラクシー)からも気候に関する知見を得たと明かし、「昨年LA(ロサンゼルス)でいろいろ話を伺った。その時も、ヒューストン(テキサス州)だったら、W杯は屋根・エアコン付きの会場だが、MLSは屋外のため、ストームか何かの影響で試合が中止になってしまったと。(W杯では)試合はできるかもしれないが、ストームで飛行機が飛ばないことも考えられる。そういう気候の部分で、すごくいい情報を教えてもらいました」と感謝した。

 同コーチは長距離移動、長丁場を想定する本大会に向けて「基本は監督、コーチ、テクニカルスタッフが分析した戦術などを落とし込む日数、練習時間の確保や、メディカルスタッフと一緒に毎日選手をモニタリングしているので、選手の体の状況がどうなっているか(に気を配りたい)。ここは休んだ方がいいのか、もしくは練習を与えた方がいいのか。

その狭間ですごく難しい対応になるが、しっかりいいジャッジができるように準備している」と強調した。

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