◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 イベント取材がほとんどだった記者生活も3年目に入り、最近はインタビューの機会が増えてきた。聞き手として難しさを感じる一方で、相手の言葉に背中を押されることも多い。

そう感じさせてくれた1人がTBSの浦野芽良(かいら)アナウンサー(24)。4月から同局系「上田晋也のサンデーQ」(日曜・前11時45分)で進行役を務めている。2001年生まれ、帰国子女など自分との共通点が多い。コロナ禍の大学生活や就職活動の思い出で共感することも多く、思いのほか盛り上がった。

 浦野アナは小学5年の時、母の勧めでアナウンサーの仕事に漠然と憧れたが、外資系メーカーやコンサル業界などが本命だった。ただ、就活を始めた大学2年の終わり頃に「そういえば私、アナウンサーを目指していた時期があったな…と思い出して。調べたらアナウンサーのインターンが募集直前だった」と応募。見事、狭き門を突破した。

 2年間で経験を積み、新番組にも抜てきされた。局内外の期待は増す一方だが「テレビで私を見た時に『この人、完璧にこなしているな』と思われたくない。見ている人に『こういう生き方ができるんだな』、『自分は完璧じゃなくてもいいんだな』と思ってもらえる人でありたい」と明かす。あくまでも等身大、自然体であり続けるのが目標のひとつだという。

 「勝負の3年目」という言葉を耳にする。私も最近「早く一人前に。完璧にならないと」と焦りを感じる日もある。でも“同期”の一言で心が落ち着き、初心に返ることができた。(芸能担当・中西 珠友)

 ◆中西 珠友(なかにし・みゆ 2024年入社。同年10月から現職。将棋も担当。

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