お笑いコンビ「千鳥」大悟が30日、大阪市内で行われた綾瀬はるかとダブル主演した映画「箱の中の羊」(是枝裕和監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 是枝監督の8年ぶりとなる日本映画オリジナル脚本の作品は、2年前に息子・甲本翔(かける、桑木里夢)を亡くした健介(大悟)、音々(綾瀬)夫婦が亡き息子の容姿、声をしたヒューマノイドを迎え入れる。

再び家族として暮らし始める中で、亡き子への向き合い方の違いが夫婦の心の傷を浮かび上がらせていく。綾瀬をエスコートしながら壇上に上った大悟は「今東京に住んでいますけど、大阪の芸人なんで僕は。だから、その一番“芸人・大悟”を知っているのがこの町なんで、この大阪の町の人が笑わなければ大丈夫」と、“俳優・大悟”として胸を張った。

 第79回カンヌ国際映画祭では、上映後に9分間のスタンディングオベーションが続いた。大悟は「びっくりしますよね。2、3分は浴びれるもんなんですよ。ありがたいけど、やっぱり3、4分超すとどんな顔しとこうになってきて、6分超えるとおもろなってくるみたいな感じはありました。監督自体が止めだしたんで助けてもらった」と、慣れない喝采を恥ずかしそうに振り返った。

 最初に完成版を見た時、大悟は「正直言うと、1回目見た時は大悟しか見なかった」と苦笑い。撮影中も1回もモニター確認をしていなかったことを打ち明け「1回目は大悟大丈夫かなです。2回目は全体を見られるようになった」と笑わせた。綾瀬から「すっかりパパになりきって、場を回していた」と絶賛されると、恥ずかしそうに照れていた。

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