女優の綾瀬はるかと、お笑いコンビ「千鳥」大悟が30日、大阪市内で行われたダブル主演映画「箱の中の羊」(是枝裕和監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 是枝監督の8年ぶりとなる日本映画オリジナル脚本の作品は、2年前に息子・甲本翔(かける、桒木里夢)を亡くした健介(大悟)、音々(綾瀬)夫婦が亡き息子の容姿、声をしたヒューマノイドを迎え入れる。

再び家族として暮らし始める中で、亡き子への向き合い方の違いが夫婦の心の傷を浮かび上がらせていく。綾瀬は大悟との共演に「すごい真面目で、セリフも本当に完璧に覚えてきていらっしゃってて」とにっこり。大悟が「何のセリフも覚えずに来るか!」とツッコむと「あまり覚えずに『チーっす』みたいな感じなのかなと思っていた」と本音をこぼした。

 毎朝、大悟に会うと「お酒飲んできましたか」とチェックしていた綾瀬。「禁酒するそうですと聞いていたから」と行動の理由を明かした。大悟は「綾瀬さんが監督にチクるというのが分かっていた」と苦笑い。綾瀬が「内緒にしていましたよ」とうれしそうに話すと、大悟は「契約書に禁酒しますって書いてない。自主的にあまり遅くまで飲まないようにしていた」と訂正し笑わせた。

 印象に残っているシーンには大悟とケンカする場面を挙げた綾瀬。「大悟さんが毎回その都度、方言がちょっと違ってて。本当に内側から出る悔しさとか怒りとか悲しみがあってなので、毎回私もそれを受けるのが新鮮な感じで、すごい刺激になった」と撮影を振り返った。最後に綾瀬は「もし気に入っていただけたら、また多くの方に広めていただけるとうれしいです」としっかりアピールした。

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