阪神・藤川球児監督が30日のロッテ戦(ZOZO)前に取材に応じ、京都・伏見工高(現京都工学院高)ラグビー部元監督の山口良治さんが83歳で亡くなったことを悼んだ。自ら「山口(良治)先生なくなりましたね。

ショックですね」と切り出すと、現役時代に球団で講演を聞いた際の思い出を口にした。

 「タイガースで星野監督の時に(山口先生を)呼んでいただいてね。講演をね、鳴尾浜で受けたんです。もういまだに覚えてますね。熱かったですね。臨場感とか、やっぱり本当の経験者の話なんで、全然違うんですよ。何十年たっても、まだここにずっとありますからね。24年前ぐらいですけど。もうあの1回の話は忘れないです。泣きながら本当に話してましたもんね。僕らも(いまは)45、6歳だけど、後輩たちというか、野球界の後輩たちに監督ではあるけれども、伝えていかなきゃなっていうのは。そんなことを今日は朝感じて。

もうほんとにすごい人やったなっていう。1回しかお会いしたことはないんですけど、いまだに心の師ですね。すごい」

 印象的な言葉には「講演の途中で急に『おい!』って大きな声を出すんですね。抑揚も会話の中にもあって、おいって言って、こちらに聞けよって言ってるかなと思ったら、違うんですよ。『おい!』って、(話の中の)生徒たちに言っているのが、まるで自分たちに伝えられてるかのようで…指導者の生き様を見ましたね。ハッとするというかね、それが残ってますから。リーダーだなと思いました」と振り返った。

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