巨人の坂本勇人内野手(37)と丸佳浩外野手(37)らナインが1日、「FOR3VER 6・3~長嶋茂雄~」と題して行われる3日・オリックス戦(東京D)の必勝を誓った。同日は長嶋茂雄さん(享年89)の一周忌にあたり、選手は「FOR3VER」のロゴワッペンが付いたユニホームを着用する。
必ず、勝つ。闘志を胸に秘めた坂本が「チームが勝てればそれでいい。いい形で勝てたらいいなと思います」とナインの思いを代弁した。長嶋さんが逝去した25年6月3日から1年。「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」として行われた同年8月16日の阪神戦(東京D)は0―3で完封負けを喫しただけに、今度こそミスターに白星を届ける。
東京Dに来場した長嶋さんから何度もベンチ裏でスイングの個別指導を受けた坂本。感謝の思いは尽きず「後光が差してると人生で感じたのは長嶋さんだけ」と語るほど圧倒された。20年目の今季は通算300号、交流戦通算最多タイの69二塁打と随所で存在感を示す現代の“ミスター巨人”ともいうべき男は「一生懸命、頑張るだけなので、そこは何も変わらないです」とうなずいた。
丸も長嶋さんへの感謝を胸にプレーすることを約束した。「僕も含めて、選手は様々な思いを持ちながらプレーすると思う」。広島からFA宣言した18年オフに「一緒に野球ができたら僕としてもうれしい」と贈られた直筆の手紙は今も自宅で大切に保管している。
選手時代の長嶋さんはヘルメットが飛ぶほどのフルスイングが代名詞の一つだった。監督時代も日本一に輝いた2000年オフ、選手全員へ「全力プレーのできない選手は2軍スタートとする」と猛ゲキを飛ばした逸話もある。「長嶋さんは現役時代、ハツラツとプレーされていた。僕たちもそういう気持ちを持って勝つことが一番。全員がそういう思いでやりたい」と丸。何よりもファンを大切にしたミスターの熱き魂を継承し、グラウンドに立つ。
チームは首位・ヤクルトと4・5差の3位。特別な一戦で勝利をつかめば、上昇機運が高まるのは間違いない。主将の岸田が「勝ちに向かって全員で、泥臭くでも勝てれば」と必勝を期せば、選手会長の吉川も「大事な試合なので勝てるようにチーム一丸となって頑張ります」。左袖の「3」に宿るパワーを借りて、Gナインが躍動する。(内田 拓希)
チームは左袖に「FOR3VER」のロゴワッペン=写真、球団提供=が付いたユニホームに加え、試合前練習では限定デザインのプラクティスTシャツを着用する。
場内の大型ビジョンでは試合前に長嶋さんの特別映像を放送。










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