◆第108回全国高校野球選手権大会第8日▽2回戦 仙台育英1―0花咲徳栄(12日・甲子園

 全49代表の最後に登場した花咲徳栄(埼玉)は、仙台育英(宮城)との初戦に敗れた。49番目の「しんがり」で登場した学校は、2019年の智弁学園(奈良)から昨年の神村学園(鹿児島)まで6連敗中(20年はコロナ禍で中止)だったが、今年もジンクスを打ち破ることはできなかった。

 プロ注目の最速148キロ右腕・黒川凌大投手(3年)が先発。力強いストレートを軸にスライダー、フォークを操り、5回まで得点を許さなかった。

 しかし、両校無得点の6回裏に無死一、三塁のピンチを招くと、仙台育英の4番・田山纏右翼手(3年)にレフトへ適時打を浴び、1点を先取された。

 黒川は6回で球数が100球を超え、7回からは雨中の投球に。エースの意地で最後まで投げ抜いたが、埼玉大会決勝から17日と間が空いた打線が援護できなかった。黒川は試合後、人目をはばからず涙を流した。

 花咲徳栄・岩井監督「やはりしんがりの難しさかなと思います」

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