◆第108回全国高校野球選手権大会第8日 ▽2回戦 拓大紅陵1―0佐賀商(12日・甲子園

 24年ぶり6度目出場の拓大紅陵(千葉)が佐賀商に勝利し、準優勝した1992年以来、34年ぶりに初戦を突破した。

 同校の応援曲は、吹奏楽部顧問の吹田正人教諭(63)が故・小枝守前監督に「この曲を聞いたら紅陵だと分かる曲で応援してくれ」と依頼され作曲したオリジナル曲。

中でも、「チャンス紅陵」は全国津々浦々の高校野球地方大会において演奏される定番曲となっている。本家本元の同校が夏の甲子園で演奏するのは、2002年以来24年ぶりとなった。

 坂巻展行監督(60)から贈られたユニホームと、小枝前監督の帽子をかぶって初戦の応援に臨んだ吹田教諭。「晴れ舞台。両名の思いを我々が感じて応援を」と熱い思いを込めた。

 「人生の師」であるという小枝前監督の帽子は、「小枝先生の奥様から『主人の帽子なんですけれども、先生の方でお使い下さい』」と望まれ引き継いだ。応援時には必ずかぶっているといい、「小枝先生と一緒に戦っているという気持ち」。受け継いだ思いを音に乗せ、ナインらの背中を押し続ける。

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