パ・リーグ 日本ハム―ソフトバンク(19日・エスコンフィールド)

 日本ハムの今川優馬外野手が、劣勢ムードを一掃する代打3ランを放った。

 先発・細野が5回途中6失点で降板。

打線はソフトバンク先発・上沢に無得点に抑え込まれ、スタンドは沈黙していた。

 0-6で迎えた5回、1死からカストロ、五十幡の連打で一、三塁とし、進藤の代打として今川がコールされた。1ボールからの2球目、上沢の内角ツーシームを完璧に捉えた。左翼ポール際、エスカレーターの奥に消える2号3ラン。新庄監督も思わずバンザイの一発で、スタンドは大歓声に包まれた。

 ファンにも浸透している決めぜりふは「執念」で、「執念の灯火(ともしび)はまだ消えていません。勝ちます!」とコメント。球場全体の空気を一変させた。

 地元・北海道出身の大砲候補。大学、社会人を経てプロ6年目の29歳は、14日に今季初昇格すると、16日のオリックス戦(京セラD)でも代打弾を放ち猛アピールしていた。昨季は、きっかけをつかみかけたところで故障離脱。苦労人の一発に涙ぐむファンの姿もあった。

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